TVQ九州放送

未来の主役 地球の子どもたち

12月29日(水) 年末特集「親の仕事を受け継ぐ」  
 (テレビ東京 12月25日)
TVO・TVA・TVh・TVQは、12月29日(水)18:24から、
TSCは、12月30日(木)21:54からの放送です。

【内容】今年も番組では50人を越える世界の子どもたちの夢を紹介しました。今回の放送はその中から「親の仕事を継ごうと頑張っている子どもたち」で特に印象に残ったお話をチョイスしました。ハンガリーの旅サーカス団の少女、ペルーのマラス塩田で働く少年、ジャネーラ歌手を目指すコロンビアの姉妹、そしてメキシコの伝統競技チャレアーダに挑戦する少年です。親は最初に子どもたちが出会う「生きるお手本」、そのことをぜひ伝えたいという思いを込めた特集です。

12月22日(水)「デンマーク」ヒップホップダンス大好き少女
 (テレビ東京 12月18日)
【内容】1970年代にアメリカで誕生し、瞬く間に世界に広まったヒップホップダンス。その特長は弾けるようなエネルギッシュな動きにあります。このダンスに夢中の女の子が今回の主人公エマ・マドゥセンさん(13)です。 彼女はすでに海外も含め数多くの大会で頂点に立つダンサーとなりましたが、決して勝つことを目的に踊っていません。「好きなダンスをただ踊っていたら結果がついてきた」と教えてくれました。夢は意外にも「服飾デザイナー」になることですが、ダンスは続けるそうです。

12月15日(水)「ベトナム」練炭づくりで家族を助ける少年
 (テレビ東京 12月11日)
【内容】ベトナムでは今もガスの代わりに多くの家庭で練炭が燃料として使われています。今回の主人公ジン・バン・ソン君(12)の家は練炭で生計を立てています。父親が2年前に大ケガをしたことから、今はソン君が家計を助けるために練炭づくりを手伝っています。ひとつがわずか5円程度と安価ですが、出来の悪い練炭を一度でも売ると2度と買ってもらえません。それだけに手伝いとはいえ気が抜けません。取材中、ほとんど言葉を発することがなかったほどです。

12月8日(水)「ペルー」インカの伝統を受け継ぐ少女
 (テレビ東京 12月4日)
【内容】15世紀から16世紀にかけ栄えたインカ文明。当時の文化が今も数多くその末裔たちの手によって守り伝えられています。ピトゥマルカ村に伝わる染織物技術「アワヨ」もそのひとつ。この村に住むジャネットちゃん(12)はこの伝統技術を覚えたいと毎日のように仕事場へ通ってきます。まだはじめて1年足らずということでしたが、結構彼女はセンスがいいとのことです。早く一人前のアワヨ職人になること、それがジャネットちゃんの夢です。

12月1日(水)「コロンビア」ジャネーラ歌手を目指す姉妹
 (テレビ東京 11月27日)
【内容】南米特有の陽気なテンポの曲でありながら、歌詞の内容は人間の愛情や憎しみ、苦しみなどが描かれているジャネーラ。日本で言えば演歌のようなもの。この子どもにはちょっと理解するのが難しい音楽に挑戦する姉妹ラウラちゃん(11)とマイラちゃん(9)の初ステージを今回取材しました。母親がジャネーラ歌手ということもあり、暇さえあれば練習しているような雰囲気でしたが、二人の歌手になりたいという気持ちは強く、決して弱音をはくことはありませんでした。きっと今この瞬間も母親の伴奏で歌っていることでしょう。

11月24日(水)「ベトナム」ハロン湾の少女
 (テレビ東京 11月20日)
【内容】ベトナム北部、中国との国境に近いハロン湾は1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に指定された美しい場所。湾内には海上に家を浮かべ200年以上も前から人々が生活しています。今回の主人公グエン・シー・リンちゃん(10)もここで生まれ育ちました。放課後、リンちゃんは海上を漂うゴミ拾いが日課となっています。それは観光で訪れるお客さんに美しい海を思い出にしてもらいたいから始めたのだそうです。でも、もうひとつ大きな理由がありました。それは・・・

11月17日(水)「ペルー」フォルクローレのプロ演奏家を目指す少年
 (テレビ東京 11月13日)
【内容】今年1月におきたペルーでの大洪水は世界遺産マチュピチュへの鉄道が寸断されたことで記憶している人も多いことでしょう。今回の主人公アレックス・スタカッチ君(12)の自宅も浸水の被害を受けたそうです。そのときに助けに来てくれたのがピンキージョという民族楽器の演奏家カルロスさんでした。父親のいないアレックス君にとってカルロスさんは父親のような存在となり、今カルロスさんの指導でピンキージョの練習に励んでいます。将来の夢はもちろん、ピンキージョでフォルクローレを演奏するプロになることです。

 11月10日(水)「スロバキア」フォークダンスの伝統を守る少女
 (テレビ東京 11月6日)
【内容】スロバキアは山や谷に隔たれた特殊な地形から各地方で独特のフォークダンスが発達したと言われています。特にステップの種類が豊富でユニークなこと、そしてまた各地方の民族衣装が華やかでダンスを盛り上げます。ジョフィア・バギノヴァーちゃん10歳は母親が伝統フォークダンスの指導者ということもあり、幼いころからフォークダンスに夢中。最近ではこのすばらしいスロバキアの文化を未来に継承してゆきたいという気持ちが芽生えました。それも自分の舞踊団をつくって。 

 11月4日(木)「コロンビア」伝統焼き物の町の少女
 (テレビ東京 10月30日)
【内容】コロンビアの首都ボゴタの北およそ200キロにあるラキラ村は古くから焼き物の村として栄えてきました。この村の焼き物の特徴は大きなものから小さなものまでそのほとんどが「素焼き」であること。レイディ・サザ・メロちゃん(11)はこの村の焼き物工房の末娘。とても明るい性格で、焼き物にかける情熱は人一倍。父親の手伝いをしながら自分の作品がお店に並ぶことを夢見ています。彼女には挑戦したいことがありました。それは素焼きの作品に色をつけることです。今回の取材で彼女はついに村の伝統に一石を投じました。はたしてどんな作品ができたのでしょうか。

 10月27日(水)「ペルー」マラス塩田の塩づくり少年
 (テレビ東京 10月23日)
【内容】南米ペルー・アンデス山中にあるインカ時代から伝わるマラスの塩田。ここで塩づくりに励むのがジュニオール君(12)です。農業を営むジュニオール君の家では乾季の間の塩づくりは大切な現金収入。それだけに子どもたちも一生懸命手伝います。海から遠く離れていることもあり、マラスの塩はアンデスの人々の命をつなぐ貴重な資源。ジュニオール君はこの塩づくりを誇りに思っています。余談ですが、作業の前に神への感謝の儀式として子どもたちが飲んでいたチチャというお酒、かなり強いお酒でこれにはスタッフも驚かされました。

 10月20日(水)「スロバキア」シンクロナイズドスイミングの少女
 (テレビ東京 10月16日)
【内容】オリンピック水泳競技の華、シンクロナイズドスイミング(以下シンクロ)。スロバキアの首都ブラチスラヴァに住むナジャ・ダーボウソヴァーさん(13)がシンクロを始めたのは6歳の時で医師に勧められたのがきっかけでした。彼女は生まれつき左右の筋肉のバランスがとれず虚弱体質だったのです。そんな彼女が今では、スロバキアのジュニアトップ選手にまで成長しました。それはハンデに負けず、誰よりもたくさんのトレーニングを積んだからだと周囲の人は言います。ナジャさんの夢はオリンピック出場、そしてスロバキアに初のメダルを持ち帰ることだそうです。

 10月13日(水)「ルーマニア」民族の伝統を守る少女
 (テレビ東京 10月9日)
【内容】ルーマニア東部、カルパチア山脈の麓、ジメシュ村に住んでいるのは大半が「チャーンゴー」と呼ばれるハンガリーから移植してきた少数民族です。政治的な理由から外部との交流が閉ざされ、村人たちの生活はほとんど自給自足。そのため村を離れてゆく若者も少なくありません。タンコー・カタリンさん(14)をはじめ残った若者たちは今自分たちの文化を後世に残そうと頑張っています。最後に彼女が歌っているチャーンゴーに伝わる「愛の歌」ですが、実は500年ほど前のハンガリー語の歌なのだそうで す。

 10月6日(水)「モンゴル」伝統の弓射競技に夢をかける少年
 (テレビ東京 10月2日)
【内容】かのチンギス・ハーンが人類史上最大と言われるモンゴル帝国を作り上げたその背景には、優れた弓の戦闘技術があったと言われています。モンゴルでは弓射(きゅうしゃ)競技と言う名前でブフ(モンゴル相撲)と並び伝統競技として行われています。ブーマバイアル君(9)はこの弓射競技の名手になることを夢見る少年。アーチェリーの弓に比べると引く力(引き重量)が3~4倍もあるモンゴルの弓、まだまだ非力なブーマバイアル君は標的に弓が届きません。今はまだ名手である父親のアドバイスを受けながら頑張っていました。

 9月29日(水)「ハンガリー」水球に夢をかける少年
 (テレビ東京 9月25日)
【内容】現在、オリンピック水球競技で3連覇中のハンガリー。それだけに子どもたちの水球人気は高い。今回はそんな水球王国のジュニア代表選手の少年を追いました。ヴェルネル・リヒャルド君(13)。将来を有望視される彼のセールスポイントは下半身の強さ。キック力に優れ、立ち泳ぎから水面上に飛び上がる高さは他選手を圧倒。試合ではポイントゲッターを任され、常に得点王を獲得しているほどです。未来の主役初のオリンピック選手誕生も夢ではないかも知れません。

 9月22日(水)「ルーマニア」家具絵付け少女
 (テレビ東京 9月18日)
【内容】今回はルーマニア・トランシルヴァニア地方に伝わる家具の絵付けに夢中な女の子、モルタール・クリスティナさん(14)の紹介です。この家具の絵付けはおよそ300年前、町の人たちが嫁入り道具の家具をきらびやかにしようとして始まり、今も昔ながらの技法で行われています。特にクリスティナさんは自然のものから作られる塗料がかもし出すやさしい色合いが大好きです。こうした町の伝統が絶えることなくいつまでも続くこと、それが彼女の夢です。

 9月15日(水)「モンゴル」児童養護施設の少女
 (テレビ東京 9月11日)
【内容】1990年代、モンゴルは大変な経済危機に見舞われ、多くの子どもたちが孤児となりました。今回の主人公ガンディーさん(16)もその一人で彼女は8年前まで母親と一緒にマンホールで暮らしていました。母親の死をきっかけに施設に保護され、ここであらたな希望と目標を得たのです。今はモンゴルの伝統舞踊や曲芸をしっかりマスターし、近いうちに日本への遠征が予定されているほどの腕前です。ちなみにこの施設「太陽の子どもたち」は日本の里親たちの支援で運営されているということでした。

 9月8日(水)「フィリピン」荷運び少年
 (テレビ東京 9月4日)
【内容】フィリピンの首都マニラから車で約3時間。さらにそこから川の上流へ歩いて20分。いまだに人の手によって生活物資が運ばれているような山村に住む少年ジョシュア君(10)が今回の主人公。貧富の差が大きいフィリピンでは子どもが働いて稼ぐのは決して珍しくありません。ジョシュア君兄弟も父親がいないため、村で採れる野菜を町まで運び、生活費を稼いでいます。自分の体重もあろうかという重い荷物を肩に担いで山道を下りるジョシュア君をカメラは追いました。

 9月1日(水)夏特集「岡山」障害者野球の少年
 (テレビ東京 8月28日)
【内容】身体に障害を抱える人たちで結成された野球チーム「岡山桃太郎」。吉田健一郎君(14)はこのチームの一員として練習に励んでいます。生まれつき左半身に障害があり、左手の感覚がないので自由に動かすことができません。ボールを打つ、捕る、投げる動作は全て右手で行います。そして今のプレーが出来るようになるまでには幾つもの壁があり、また努力も必要でした。しかしその裏には支えてくれるチームメイトの存在がありました。いつも前向きで元気な健一郎君ですが「野球」を通じて変わったことがあるといいます。その「野球」が与えた変化とは・・・

 8月25日(水)夏特集「熊本」トランポリン少女
 (テレビ東京 8月21日)
【内容】トランポリン競技は2000年のシドニーオリンピックからの正式種目で、空中での高さと美しさ、技の難易度を競います。とはいえ基本は、うれしいときに“飛びはねる”動作と同じで、選手の皆さんは、跳んでいることを楽しんでいるかのようでした。今回の主役、竹嵜姫花(たけざきひめか)ちゃん10歳は、熊本市内のクラブに所属し、オリンピックを目指して毎日練習に励んでいます。姫花ちゃんは、大好きなトランポリンが九州ではあまり知られてなく、競技人口が少ないことを残念だと思っています。そんな姫花ちゃんは、どんな夢を持っているのでしょうか?

 8月18日(水)夏特集「福島」綱引にかける少女
 (テレビ東京 8月14日)
【内容】福島県の小さな町で「全国制覇」という大きな夢を持ってがんばる子どもたちがいました。その競技は「綱引」。100年近く前のオリンピック(第1回大会から第4回まで)では正式種目で、将来的にオリンピック復帰を目指しているとまで言われています。 今回の主人公の山田愛梨ちゃん(11)はコーチである父親とともに全国制覇を目指していました。番組ではご紹介できませんでしたが、取材の1ヵ月後に行われた全国大会では並みいる強豪を倒す快進撃、決勝で敗れたものの、見事に「準優勝」をおさめたということです。

 8月11日(水)夏特集「大阪」アメフト少女
 (テレビ東京 8月7日)
【内容】アメリカンフットボール(通称アメフト)。選手同士の激しいぶつかり合いがとても印象的なこのスポーツに、夢中になっている女の子がいます。下町弥奈(しもまち・いよな)ちゃん(11)は、おじさんが実業団のアメフト選手。小さいころからおじさんの試合を見に行くうちに、自分もアメフトをやってみたいと思うようになりました。今はジュニアマーヴィーズというチームの一員として、週に1度アメフトの練習に汗を流しています。パスキャッチが重要なポジションにいるのですが、まだ試合ではパスを取れたことがありません。男の子の中に混じってボールを追いかける懸命な姿を追いました。

 8月4日(水)「ハンガリー」伝統馬術ショーの少年
 (テレビ東京 7月31日)
【内容】国民のおよそ9割が遊牧騎馬民族マジャール人と言われているハンガリー人。その騎馬民族としての卓越した馬術が今も一部の地方でショーとして受け継がれています。今回、主人公のチャバ君(11)はそんな伝統を継承する一家の次男坊。物心ついたときから馬とともに生活してきました。今では観光客を相手にショーをするメンバーのひとりとして活躍しています。わずか11歳にしてしっかりとした馬との信頼関係を見せてくれました。

 7月28日(水)「ルーマニア」児童養護施設の少年
 (テレビ東京 7月24日)
【内容】1989年に社会主義から自由主義に移行したルーマニア。急速な社会構造の変化は多くの失業者を生み出しました。今回の主人公・マルトン君(13)の両親もその一人で、子どもたちを児童養護施設へ預け、出稼ぎに出てしまったのです。7人兄弟の長男として、妹や弟の面倒も見ているマルトン君。いつか両親と再会し、家族全員が一緒に暮らせる日が来ることを信じて施設での生活を送っているのでした。

 7月21日(水)「フィリピン」ゴミ拾い少年
 (テレビ東京 7月17日)
【内容】フィリピンの首都、マニラ。政治、経済、文化のすべての中心であり、メトロ・マニラと呼ばれるほどに発展した一方で、貧富の差も大きく広がりました。 レイマート君(14)は、大都会マニラの片隅の小さな町で生まれ育ち、来る日も来る日も、ゴミを拾い続けることで家族の生活を支えています。 家族全員が満足に食べることもままならない日々ですが、それでもレイマートくんは笑顔を絶やさず、明るく毎日を過ごしています。

 7月14日(水)「アンクルンの少年」インドネシア
 (テレビ東京 7月10日)
【内容】今回の主人公・リリスくん(11)は、音楽が大好きな男の子。インドネシアの芸能や文化の中心地ともいえるバンドゥンの町で、民族楽器「アンクルン」の音色に夢中になりました。アンクルンの演奏には、集中力と協調性が欠かせません。そのため一曲の演奏を終えるたびに大きな自信が得られます。アンクルンの演奏を通して、リリス君は日々成長しています。

 7月7日(水)「モンゴル相撲の少年」モンゴル
 (テレビ東京 7月3日)
【内容】今、日本の相撲界はモンゴル人力士の活躍が目覚しい。その代表といえるのが横綱白鵬関です。モンゴルの片田舎に生きるテムジン君(12)の目標はまさにこの白鵬関を目指して「ブフ」、モンゴル相撲に取り組んでいます。 父親がいないため家は貧しく、母親は出稼ぎに出たきりでほとんど帰ってくることができません。強いモンゴル相撲の力士になって日本へ行きお金を稼ぐ。そうすればいつか母親と一緒に暮らせる。そんな思いを胸にテムジン君はがんばっていました。昨今ゆれる日本の相撲界。こんな純粋な少年の夢を壊さないようにと切に願う次第です。

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