TVQ九州放送

未来の主役 地球の子どもたち

6月29日(水)ナミビア 「民族の心を歌で伝える」
 (テレビ東京 6月25日(土) )
内容】アフリカ大陸南部、ナミビアは1990年に独立した新しい国。しかし古くからの先住民も数多く暮らしている国でもあります。今回主人公のシャルレッテちゃん(12)は、先住民のひとつ、ダマラ族の少女です。独特な「破裂音」がことばに入るダマラ語を話すシャルレッテちゃんですが、同時に英語も話せます。それは、西洋化を目指す国の目的(いわゆる公用語)で学校教育が英語で行われているためです。 いつまでもダマラ族の文化を伝えたい。そんな思いから今は歌手を目指しています。

6月22日(水)アメリカ 「飛行機のエンジニアになりたい」
 (テレビ東京 6月18日(土) )
内容】アメリカ・シアトルは世界有数の航空機メーカー、ボーイング社の創業地。なんと市民の3割ちかくが航空機関連の仕事に従事しているそうです。アロン君(8)の父親もそのひとりで航空機の電子技師(エンジニア)をしています。その影響もあってか、幼いころからモノづくりが大好きで、将来は父親のような飛行機のエンジニアを夢見ています。まだ難しいことはできませんが、とにかく「モノを動かす」ことへの執着には私たちスタッフも脱帽しました。(番組では触れませんでしたが、理数系の成績がなんとクラスで一番なのだそうです)

6月15日(水)グアテマラ 「マリンバの伝統を守りたい」
 (テレビ東京 6月11日(土) )
【内容】打楽器・マリンバはアフリカで生まれ、現在のような形に進化したのは19世紀後半ににグアテマラに入ってからと言われています。なぜかグアテマラの国民はマリンバの奏でる音が大好きです。今回の主人公バニエさん(12)は父親がマリンバ奏者ということもあって幼いころからマリンバを叩いています。一台のマリンバを複数人で演奏するというスタイルは、それぞれが同じリズムで叩かないと音楽にならないため、みんなの心が通い合わなくてはいけません。そこがマリンバの魅力だとバニエさんは教えてくれました。

6月8日(水)イギリス 「チェダーチーズ農家の少年」
 (テレビ東京 6月4日(土) )
【内容】今では世界各地で作られ、食べられている「チェダーチーズ」。その発祥はイギリス南西部の緑豊かなサマセット地方です。オリバー君(8)はこのチェダーチーズを作る農家に生まれ、幼いころからチェダーチーズ作りを手伝っています。イギリスでも日本同様若年層の農業離れが進んでいると父親が話してくれたのですが、そんな心配は無用とばかりにオリバー君はチェダーチーズ作りに夢中です。「何代も続く農家を守る」。そうオリバー君は力強く話してくれました。

6月1日(水)ナミビア 「サバンナの大地に住む少女」
 (テレビ東京 5月28日(土) )
【内容】国土の広さが日本の2,2倍もありながら、人口はわずか約210万人というアフリカ南部の国ナミビア。それだけに手付かずの自然、サバンナの大地が国土の大部分を占めています。今回主人公のチフナちゃん(12)の自宅はそんなサバンナの中にあり、街の学校は遠くて通うことができず、寮で生活しています。週末の一日だけ父親のロバのリヤカーで自宅に戻り家族との一日を過ごします。生活に余裕はないながらも学校へ行かせてくれる両親への恩返しなのでしょうか、帰宅した日は一日中家の手伝いをしていました。

5月25日(水)ボリビア 「自動車エンジニアになりたい」
 (テレビ東京 5月21日(土) )
【内容】ボリビアの首都ラ・パスは標高3600メートルを超える高地にある町。この富士山と同じくらいの高所で元気よく走る車のほとんどが日本車というのには驚きました。ボリビアの子どもたちが自動車、特に日本車に興味を持つのも自然なことなのでしょう。今回主人公のタケシ君(14)も父親の仕事(ミニバスの運転手)を手伝っているうちに自動車好き(特に日本車)になった少年です。夢は日本の自動車メーカーで技術を習得してボリビアに帰ってすべての車を修理できる整備士(エンジニア)になることです。

5月18日(水)アメリカ 「切り絵アニメーション少女」
 (テレビ東京 5月14日(土) )
【内容】娯楽産業、いわゆるエンターテインメントの分野では世界をリードする国のひとつアメリカ。そんなお国柄が子どもたちの「文化を創造するエネルギー」を育てるのでしょうか。今回主人公のドーヴァちゃん(11)もそんな一人。自分の中にある想いを切り絵アニメーションに託そうとアニメーション製作に没頭していました。今回できあがった作品はとてもファンタジックなストーリーで、そのすべてを番組でご紹介できないのがとても残念です。

5月11日(水)「グアム」チャモロダンスで民族の絆を
 (テレビ東京 5月7日(土) )
【内容】太平洋に浮かぶマリアナ諸島。その中で最大の島がグアム島です。この島の先住民であるチャモロの人々の国籍はアメリカですが、その文化は独自のものを守り続けてきました。最近では若者たちが率先して文化継承のための活動をしているとも言われています。今回主人公のジョッシュ君(15)もその一人です。観光客を相手にステージでチャモロダンスを踊っていますが、本心は「自分がチャモロダンスを踊るのは自分た ちのアイデンティティーを守るため」だと私たちに教えてくれました。

5月4日(水)「ベリーズ」ドラマー少年
 (テレビ東京 4月30日(土) )
【内容】「カリブ海の宝石」とも称される珊瑚礁に囲まれた美しい国、中央アメリカの小国ベリ―ズが今回の舞台です。主人公のリンドン君(12)は非行少年とまで言われるほど素行の悪い少年だったそうです。しかし、半年前、外国の大使館から非行防止のために送られたマーチングバンドの楽器、ドラムとの出会いで大きく変わったといいます。 何かに夢中になること、そのきっかけさえ与えるとそれが大きな夢に生まれかわる。 今回はそんなお話です。

4月27日(水)「ナミビア」陶器で学費を稼ぐ少年
 (テレビ東京 4月23日(土) )
【内容】1990年に独立したばかりの国、ナミビア。植民地時代が長かったこともあり、いまだ白人と黒人の間には大きな経済格差があります。首都ウイントフック郊外にはトタンでできた貧しい住居が立ち並び、その中にある陶器工房で今回主人公のイマニエル君(12)に出会いました。作った陶器のわずかばかりの利益を学費の足しにしている彼ですが、自分の作品が世界中の人々に見てもらえることを喜びにしています。とても学業に優れたイマニエル君の夢は、いつか格差のない社会を作るような大人になることです。

4月20日(水)「ボリビア」チャランゴに夢をかける少年
 (テレビ東京 4月16日(土) )
【内容】南米の民俗音楽フォルクローレには欠かせない楽器チャランゴ。ギターを少し小さくしたような楽器です。ロリー君(13 )は生まれてすぐに祖父母に預けられた(両親は行方不明)悲しい過去を持つ少年です。毎日のようにミシンを扱ってきたこともあり、今では一人前の縫製職人です。手先が器用なのでしょう、チャランゴ演奏もかなりなもので、今ではチャランゴの世界的奏者、エルネスト・カブール氏のお墨付きまでもらっています。ロリー君は育ててくれている祖父母に心から感謝している心優しい少年です。

4月13日(水)「グアム」グアムの海を描きたい
 (テレビ東京 4月9日(土) )
【内容】グアムに生まれグアムで育った日本人少年、松原明久君(8)はグアムの自然を描くのが大好きです。明久君の絵画は特にその彩色が独特で自然の色とは違った色使いが見事です。イマジネーションが働くと言いますが、指導する先生は明久君の3D的な感覚をほめていました。両親の故郷である日本へも時々帰るということですが、明久君は日本よりもグアムが好きだとはっきりいいました。それは海が美しいからだそうです。

4月6日(水)「アメリカ」バスケットボール少年
 (テレビ東京 4月2日(土) )
【内容】バスケットボールの本場・アメリカでプロのバスケットボール選手を目指すウォルター・ウォン君(12)。所属チームでは攻撃と守りの要である"センター"のポジションで活躍しています。チームの練習の後に訪れるのは「スポーツ塾」。元プロのバスケット選手などが経営する場所で、こうした塾は全米各地に存在します。バスケットの練習に明け暮れるウォン君の現在の目標はバスケットの名門高校入り!

3月30日(水)「タイ」大空に夢をかける少年
 (テレビ東京 3月26日(土) )
【内容】圧縮した空気の力で水を噴射して飛ぶ「ペットボトルロケット」。タイではウオーターロケットと呼ばれ、各地で盛んに競技会が開かれています。今回、その全国大会へ向けた地区大会にチャレンジする少年メーティ君(12)に密着。昨年、全国大会3位という輝かしい成績を持っている少年です。地区大会では試技が2回行われるのですが、メーティ君たちのロケットは1回目がよもやの失敗、2回目にすべてをかけるのですが・・・。いつかは自分も大空へ。宇宙飛行士になることがメーティ君の夢です。

3月23日(水)「グアム」チャモロの文化を守りたい
 (テレビ東京 3月19日(土) )
【内容】太平洋に浮かぶ楽園、グアム島。この島の先住民と呼ばれるチャモロ族の人々。彼らは独特な民族文化を持っています。その一つが「タラザ」と呼ばれる投げ網漁。重さ3キロもの網を豪快に投げるのが特徴です。この島に住むネータン君(13)は親戚の叔父さんにお願いして、この「タラザ」に初めて挑戦。簡単にできると思っていたネータン君ですが、最後はギブアップ。あらためて先祖の苦労を知ったのでした。チャモロの伝統文化を守ってほしい、そんな叔父さんの思いをネータン君は大切にし たいと思っています。

3月16日(水)「タイ」ヨウサイを売る少女
【内容】東南アジア原産の植物「ヨウサイ」。ニンニクといっしょに油で炒めるのがもっともポピュラーな食べかたでタイの食卓には欠かせない食材です。バンコク郊外に住むハワーちゃん(12)は6人家族の長女。母親が末っ子の出産後に体調を悪くし、家事全般を今はハワーちゃんが学校を休んでやっています。早朝から行うヨウサイの収穫とご近所さんへの訪問販売もそのひとつです。取材当日は母親の体調が良く、久しぶりに学校へ行く許可が出たのですが・・・

3月9日(水)「デンマーク」テレビゲームをリアル体験
 (テレビ東京 3月5日(土) )
【内容】所得税約50%、消費税25%。世界でも有数の高い税負担、しかし、その分高度な福祉社会を実現させた国デンマーク。将来の不安が少ないこともあってか、この国の子どもたちはいろんなことに積極的です。オスカー君(10)は今、テレビゲームを再現したリアル体験型シミュレーションゲームに夢中です。今回、偶然にも取材中にコペンハーゲン市内の人々が集まって行われたシミュレーションゲームイベントの収録に成功。その迫力たるや、ぜひ番組をご覧いただきたいと思います。

3月2日(水)「ウクライナ」車掌を夢見る少女
 (テレビ東京 2月26日(土) )
【内容】豊富な資源の輸送手段として鉄道交通が古くから発達したウクライナ。鉄道の仕事に就くことはこの国の人たちにとって大変名誉なことだと言われています。今回主人公のカーチャさん(13)の家は祖母、母親と鉄道の仕事に従事する鉄道一家。いつしかカーチャさんも鉄道職員になることを夢見るようになりました。今はハリコフにある鉄道学校で、本物の機関車や客車を使っての実習授業で夢を実現しようと頑張っています。

2月23日(水)「タイ」新しい伝統への挑戦
 (テレビ東京 2月19日(土) )
【内容】タイでは中国から入った獅子舞にタイ独自の踊りを組み合わせ、2メートルもの高さがある鉄のポール上を踊るアクロバット的な獅子舞がお祭りやイベントで大変な人気を博しています。マノップ君(13)は父親の影響で2歳のときにこの獅子舞の世界に入りました。今では公演のメインを任せられています。本番では獅子の着ぐるみをつけ2人一組であやつる獅子舞、相方がいるだけに一瞬の気の緩みも許されません。もちろん落ちたら大ケガです。自分の踊りで人々に感動と幸せをもたらしてあげたい、そんな夢を抱いてマノップ君は毎日きびしい練習に臨んでいます。

2月16日(水)「モルドバ」聴覚障害を乗り越えて
 (テレビ東京 2月12日(土) )
【内容】モルドバの首都、キシナウの郊外には市民の援助で運営される聴覚障害センターがあり、今回の主人公デゥミトリアちゃん(11)は幼いころからこのセンターへ通いリハビリを受けています。デゥミトリアちゃんは補聴器を使用してやっと会話が聞き取れるという聴力しかなく、自分がいやになったことがあるといいます。でもそんな彼女を救ったのがアコーディオンとの出会いでした。今、わずかな音をたよりにアコーディオンの演奏家を目指して頑張っています。いつかは世界各地で演奏をすること、それがデゥミトリアちゃんの夢です。

2月9日(水)「デンマーク」イラクからの移民
 (テレビ東京 2月5日(土) )
【内容】1990年に勃発した湾岸戦争。この戦争でイラクは荒廃し、多くの人々が難民となり海外へ流出しました。当時デンマークではこうした難民や移民を受け入れる寛容な政策をとっており(新しい移民法で現在は受け入れ不可)、今では全人口の1割を移民が占めると言われています。今回主人公のゼイナブちゃん(10)の両親も難民としてデンマークへ来ました。文化や習慣の違いから発生する移民への差別もあるといいますが、ゼイナブちゃん姉妹はとても明るく、元気に生きています。

2月2日(水)「タイ」バナナチップスをつくる少女
 (テレビ東京 1月29日(土) )
【内容】今回の主人公ミンちゃん(12)は2歳のときに母親をなくし、父親と数年暮しましたがその父親というのがひどい人間で、定職にもつかずミンちゃんを働かせていたそうです。学校にも行けず働いているミンちゃんを引き取ったのが養母、モンティアさんでした。ミンちゃんはそんな新しい母親の元でいきいきと生活しています。ちなみに、モンティアさんの作るバナナチップスはバターの風味と素朴な甘みがうまく調和した、それ はおいしいお菓子でした。

1月26日(水)「デンマーク」家の仕事は僕が守る!
 (テレビ東京 1月22日(土) )
【内容】日本への輸出額が半分を占めるというデンマークの豚肉。農業がさかんな国デンマークの日本への輸出額の半分を占めるのが豚肉。良質で安価、加工がしやすいというのが特長です。首都コペンハーゲン近郊に住むヤコブ君(13)の家は代々酪農を営んできました。特に養豚業に力を入れており、幼いころからヤコブ君も豚の世話をしてきました。本当は養豚が嫌い、と言いながらも最後はきっちり後継者になることを断言する姿は、後継者不足に悩む某国の農業従事者の方々にぜひ見ていただきところです。

1月19日(水)「ペルー」日本との架け橋に
 (テレビ東京 1月15日(土) )
【内容】1899年南米ではじめて日本からの移民を受け入れた国がペルーです。当時、船で1ヶ月以上かかかった地球の裏側の国へ今では1日足らずでいけるようになりました。この遠くて近い国で日本語を習っている少年アントニー君(12)が今回の主人公。観光地クスコで日本人観光客に話しかけている姿を見てさっそく取材をお願いしました。アントニー君の夢は将来日本の大学で建築の勉強をすること。生活費を切り詰めて息子の夢を応援する家族の姿が印象的でした。

1月12日(水)「ベトナム」ドンホー版画を継ぐ少女
 (テレビ東京 1月8日(土) )
【内容】ベトナムを訪れた外国人観光客の人気お土産品のひとつ、ドンホー版画。その昔、中国から伝えられたものが独自の進化を遂げています。人気のお土産とはいえ、実はドンホー版画の工房は現在ベトナム国内にわずか2軒というのが現実です。主人公のゴップアンちゃん(12)の家はその1軒で、当然彼女も跡継ぎとして期待されています。今、祖父・チュー氏の指導の下、版画づくりを学んでいました。ちなみに祖父のチュー氏はベトナムでは人間国宝的な存在なのだそうです。

1月5日(水)「コロンビア」民族音楽バジェナートに夢をかける少年
 (テレビ東京 1月3日(月) 14:55から放送)
【内容】コロンビアの庶民の間で親しまれている民族音楽のひとつがバジェナートです。ラテン音楽特有の軽快なリズムにヨーロッパ、アフリカの音楽文化が融合した独特の世界を奏でます。主人公のフアン君(11)はアコーディオンを担当。同年代の子どもの中では抜きん出た演奏技術を持っているそうです。あとは「気持ちを込めた演奏」が課題。
そんなフアン君たちメンバーが技術上達のために考え出した秘密の練習場所とは・・・

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