TVQ九州放送

未来の主役 地球の子どもたち

6月27日(水) マルティニーク(フランス領)「ベレダンス少女」
 (テレビ東京 6月23日(土))
【内容】コロンブスによって発見されて以降、長い間植民地としての歴史を刻んだマルティニーク。住民が半強制的に重労働を課せられる植民地制度。そんな中の人々の楽しみとして生まれたのが「ベレダンス」でした。カネル・ラガンジちゃん(10)は今、このベレダンスに夢中。労働者たちが集まり踊ったゆかりの場所に建つカルチャーセンターで練習をしています。植民地時代の文化を恥じることなくカネルちゃんは言います。「誇りを持ってこの文化を伝えていきたい」と。

6月20日(水) ボリビア 「手づくりの伝統人形」
 (テレビ東京 6月16日(土))
【内容】南米・ボリビアの首都・ラパス郊外に暮らすモニカちゃん(10)には父親がいません。今は母親が中心となってボリビア伝統衣装を身に着けた人形を家族全員でつくり生計を立てています。取材の日、モニカちゃんは母親について町へ人形を売りに出たのですが、実は人形を売るのは初体験。自分のつくった人形が本当に買ってもらえるのかどうか、ドキドキしながら店番をします。はたして、人形は売れたのでしょうか・・・?

6月13日(水) トリニダード・トバゴ「世界最年少記録を持つ少年」
 (テレビ東京 6月9日(土))
【内容】カリブ海に浮かぶ島国トリニダード・トバゴにあるユニークな伝統芸、モコジャンビ。高さが2メートルを超える竹馬で、立ち上がるのさえ難しいと言われています。このモコジャンビに生後9ヶ月で挑戦したオジャ・ビスナス君(9)の記録は世界最年少記録なのだそうです。「人生を高く生きようよ」というのが父親の口癖。そんな父親の思いをしっかり受け止めているオジャ君はこの日、奴隷解放記念パレードの先頭をモコジャンビで歩いたのです。

6月6日(水) セントビンセント・グレナディーン「漁師になるんだ」
 (テレビ東京 6月2日(土))
【内容】港に押し寄せた大量の「藻」。漁船を出すために島民がこぞって藻を排除する中に今回の主人公、アイバン君(9)の姿を見つけました。カリブの小国、セントビンセント・グレナディーンの小さな漁村で生まれ育ったアイバン君。彼の楽しみは幼なじみのアイリッシュ君といっしょに釣りへ行くこと。釣りの腕前はまだまだのアイバン君ですが、将来の夢はアイリッシュ君とともに村一番の漁師になることです。

5月30日(水) フィリピン 「スキムボードに夢中」
 (テレビ東京 5月26日(土))
【内容】フィリピン・ミンダナオ島南部の美しい海岸、ダヒカンビーチ。このビーチを守る青少年たちがいます。アミハンボーイズと呼ばれる彼らは、浜辺の清掃などをするかたわら、サーフィンやスキムボードのテクニックを磨いています。今回の主人公、コネリオ君(10)がこの活動にあこがれ、メンバー入りしたのは1年前。将来はスキムボードの大会でお金を稼ぎ家族に楽をさせたいとがんばっています。

5月23日(水) ネパール 「儀式を受け継ぐ少年」
 (テレビ東京 5月19日(土))
【内容】ヒンズー教や仏教などさまざまな宗教が生活に根をおろすネパール。その首都カトマンズ郊外で出会った少年、サミール・バズラチャルヤ君(11)は「バズラチャルヤ」という名字の家系でしか行うことができない儀式を学んでいます。幼いころに父親をなくし、母親を助けるためにも1日も早くグル(日本で言う僧侶)になって儀式ができるよう、今は祖父の教えを受けながら町をまわっています。

5月16日(水)セントルシア 「天使の歌声」
 (テレビ東京 5月12日(土))
【内容】カリブ海に浮かぶ島国、セントルシアのスフレに住むマリア・チャーレスちゃん(11)は赤ん坊のころに自閉症と診断され、これまで人とのコミュニケーションをとるのが苦手でした。歌手として活躍する母親は、ある日、音楽に対して興味を抱いたマリアちゃんの姿に希望を見出したと言います。今では歌を歌うことによって感情を表現するマリアちゃん。その声はまるで神様から与えられたギフトだと聞く人たちを魅了しています。最後に彼女はしっかりとした口調で「歌手になりたい」と夢を語ってくれました。

5月9日(水)日本・熊本 「村の文化と家の仕事を守りたい」
 (テレビ東京 5月5日(土))
【内容】九州のほぼ真ん中、熊本県山都町清和地区(旧清和村)には江戸時代から脈々と受け継がれる清和文楽と呼ばれる人形浄瑠璃芝居があります。地区の小学校では6年生になるとこの伝統文化を1年間にわたって練習し、卒業の記念として発表します。主人公の奈須雅幸君(12)は今年、練習のまとめ役、リーダーを任されました。ちょっぴりたよりなく見える奈須君ですが、実は両親の「なば仕事」(シイタケ栽培)と、村の伝統を守っていきたいという考えを持つしっかりとした少年だったのです。


5月4日(金)2012スペシャル 未来の主役〜地球の子どもたち〜
(TX・TVh・TVA・TVO・TVQ ネット放送)※放送は午前10時〜10時55分
【内容】子どもたちは人生の節目節目で、さまざまな「旅立ち」を重ねて、大人へと成長していきます。子どもたちにとって、この「旅立ち」は「将来」のためばかりでなく「今を生きる姿」そのものでもあり、多くの存在意義を持っています。そして「旅立ち」は、時として子どもたちへの試練であり、人生の壁でもあり、また新たな発見でもあり、そして成長への喜びでもあります。当特別番組は、子どもたちの「新たな旅立ち」をメインテーマに、日本と海外の3ヶ所を取材し、子どもたちの「存在」と「成長」のすばらしさドキュメントします。


5月2日(水)バルバドス 「クリケット少年」
 (テレビ東京 4月28日(土))
【内容】日本ではあまりなじみのない「クリケット」ですが、意外なことに、サッカーに次いで世界で二番目の競技人口を誇り、そしてまたこの競技は日本人の大好きな野球の原型となったスポーツなのです。カリブ海に浮かぶ島国バルバドスで一番の人気スポーツがこのクリケット。シャマー・スプリング君(13)はバルバドスのユースチーム代表をつとめる期待の選手。彼はクリケットのワールドカップ出場を通過点に、将来は世界一のクリケットプレーヤーを目指しています。

4月25日(水)日本・福島 「ダンスで福島の元気を」
 (テレビ東京 4月21日(土))
【内容】東日本大震災で大きな被害を出した福島県。震災から1年を過ぎた今も原子力発電所事故の影響による不安を感じる人は少なくありません。そんな中、ダンスを通して福島を盛り上げようとするダンススクールがあります。ここに所属する櫻井聖来(さくらいせいら)ちゃん12歳が今回の主人公。3月に東京で開かれるフェスティバルへの特別出演も決まり、がぜん練習にも力が入ります。彼女がダンスにこめた願い、それは「日本中の人の願いをかなえる」というものでした。

4月18日(水) ニュージーランド 「先住民族マオリの少女」
 (テレビ東京 4月14日(土))
【内容】その昔、熱帯の島々から移住してきたと言われるニュージーランドの先住民、マオリ。この国の厳しい寒さの中で生まれたのが「ラランガ」という衣服。今では衣服に限らず、さまざまな工芸品として受け継がれています。サミーリーちゃん(12)の祖母はマオリ文化の伝統継承者。そんな祖母の影響もあって、サミーリーちゃんは幼いころからマオリとしての生き方を学び、最近では自分がなぜマオリなのかという疑問の答えがわかってきたと教えてくれました。

4月11日(水) ネパール 「伝統楽器タブラに夢をかける」
 (テレビ東京 4月7日(土))
【内容】ネパールの首都・カトマンズの南に位置するパタンで出会ったサパト・シャカ君(10)はタブラと呼ばれる太鼓が得意な少年。タブラは高音と低音の二つの太鼓を組み合わせ、多彩な音色を奏でるネパール音楽に欠かせないリズム楽器です。2歳の時からやっているというサパト君の夢は将来、「グル」と呼ばれるタブラプレーヤー、いわゆるプロになることです。

4月4日(水) フィリピン 「小さな父親」
 (テレビ東京 3月31日(土))
【内容】フィリピン・ミンダナオ島の小さな村で暮らすニコラス君(12)にはなんと10人もの兄弟がいます。まだ幼い弟、妹たちの世話で忙しい母親に代わり、食事の支度や家事のほとんどをニコラス君が積極的にやっています。父親も手術したばかりで無理はさせられないと今では家業である漁の手伝いや魚の行商までもするようになりました。そんなニコラス君が大切にしているのは家族のつながり。だからこそ夢も家族にまつわるものでした。

3月28日(水) ネパール 「ヒマラヤの少女 カビタ」
 (テレビ東京 3月24日(土))
【内容】世界の屋根、ヒマラヤ・トレッキングの玄関口となっている町、ポカラ。この町に住むカビタ・ダカルちゃん(11)はとても明るく素朴な女の子。その明るさからとても信じられないのが両親を二人とも病気で失っていること。今は祖父母に引き取られ、勉強する間もなく家事手伝いをして祖父母を助けていました。英語が得意(?)という彼女の夢はいつか広い世界へ飛び出すこと。「アルプスの少女ハイジ」ならぬ「ヒマラヤの少女カビタ」、そんな女の子でした。

3月21日(水) ニュージーランド 「人を応援するのが大好き」
 (テレビ東京 3月17日(土))
【内容】ニュージーランド北部、オークランドに住むジェット・カーウィンちゃん(10)はチアリーダーのクラブに入ってわずか数カ月で「賞」をもらうほどの上達ぶり。でも本当のところは彼女はとても不器用。そんなジェットちゃんが結果を残せるようになったのもコーチの献身的な指導のおかげだと彼女自身思っています。コーチへの感謝の気持ちをこめてこの日、ジェットちゃんはニュージーランド伝統のおかし「パブロバ」作りに挑戦します。さあ、そのできあがりは・・・。

3月14日(水) 日本・岩手 「スポーツ万能の少女」
 (テレビ東京 3月10日(土))
【内容】東日本大震災から1年が経ちました。被災地では今も多くの人が仮設住宅での生活を余儀なくされています。そんな中、岩手県沿岸、岩泉町に住む山口有稀音(あまね)さんは空手では全国大会入賞、ソフトボール投げでは地区の新記録を打ち立てるほどのスポーツに長けた小学6年生の女の子。そんな彼女が熱中しているのが団体競技であるバレーボールです。個人競技では感じることのなかった「仲間」の存在を大切にしながら今を頑張っています。

3月7日(水) ノルウェー 「日本が大好きな合気道少年」
 (テレビ東京 3月3日(土))
【内容】日本古来の武術を起源とする武道、合気道。海外での人気も高く、愛好者は100万人を超えるとも言われています。首都オスロ市内の道場で合気道を習うクリスチャン・エリックセン君(12)。合気道をきっかけに日本を知り、今では日本のアニメキャラクターやゲームにまで興味の幅が広がりました。もっともっと日本の文化や精神について学びたいというのがクリスチャン君の夢です。

2月29日(水) フィンランド 「内気な少女を変えたのは」
 (テレビ東京 2月25日(土))
【内容】フィンランドの首都ヘルシンキ郊外に住むリーッカ・ペソネンさんはクロマティック・アコーディオンが大好きな14歳の女の子。それまで内気で消極的だった性格がこの楽器と出会ってとても積極的になったといいます。取材でも自分のあこがれの人を教えてくれたほどです。今はとにかく多くの人に自分の演奏を聴いてもらいたいというリーッカさん。そんな彼女の夢は、聴いてくれる人を幸せな気分にさせるような演奏をすることです。

2月22日(水) カナダ  「ハーブの世界に魅せられて」 
 (テレビ東京 2月18日(土))
【内容】カナダ南東部、ユーコン準州の州都ホワイトホースは豊かな自然に恵まれた町。今回の主人公、マーキー・メイベリーさん(16)は最近、母親の仕事であるハーブ製品づくりの手伝いを始めたという女の子。それまでまったく興味のなかった母親の植物の話にも耳を傾けるようになったといいます。その理由は教えてくれませんでしたが、母親と二人で植物採集をしている様子から、いわゆる「思春期」終盤を迎えた少女の心のようなものを感じました。地球の子どもたちで紹介できる、ぎりぎりの女の子です。

2月15日(水) ノルウェー 「馬術競技に夢をかける」
 (テレビ東京 2月11日(土))
【内容】世界で最も豊かな国のひとつに数えられるノルウェー。乗馬人口が多く、今回の主人公、スニヴァ・ハウグランドちゃん(12)もその一人。愛馬モスカンとともに馬術競技の全国大会出場を目指しています。実はうらやましいことに愛馬のモスカンは自分の持ち馬。でも、だからこそ大変なのが、世話を自分でやらなくてはならないこと。取材でも乗馬している時間よりもむしろフンの掃除など世話をする時間の方が長く感じられました。馬との意思疎通を図るためにも大切なことなのとスニヴァちゃんは教えてくれました。

2月8日(水) 日本・宮城 「ご当地アイドルの少女」
 (テレビ東京 2月4日(土))
【内容】東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。現在も復興へ向けてさまざまな支援活動が行われています。そんな中、ボランティア団体「シムシティ気仙沼」が始めた活動はユニーク。『SCK45』なる女子中高生中心のアイドルグループを結成し、被災地の人たちに歌とダンスで元気を与えようと各地をまわっています。今回はメンバーのひとり、畠山薫子(かおるこ)さん中学3年生にスポットをあて、復興にかける少女たちの思い、そして歌にかける情熱をご紹介します。

2月1日(水) ニュージーランド 「カキ養殖場の少年」
 (テレビ東京 1月28日(土))
【内容】学校の寮で生活をするネルソン・マカラム君(13)がオークランド郊外にある自宅に戻れるのは週末だけ。しかし、家がカキの養殖場を経営していることもあって、家に帰ってももっぱらその手伝いにおわれます。カキ養殖の仕事では2歳年上の兄にかなわないというネルソン君ですが、トランポリンでは誰にも負けません。なんとネルソン君はニュージーランドのジュニア代表選手を務めるほどの実力なのです。「将来の夢はオリンピック出場、でも家業も大切にしたい」というネルソン君、とても明るい少年です。

1月25日(水) フィンランド 「フォークダンスが大好き」
 (テレビ東京 1月21日(土))
【内容】日本人に馴染み深いフォークダンス「レットキス(歌:坂本九)」の原曲は1960年代にフィンランドで生まれたもの。今回の主人公は3歳の時からフォークダンス(民族舞踊)を習っているというアイヤさん(13)です。彼女がダンスをする理由はただひとつ、「この国が好きだから」です。北欧有数の経済大国となりモノが豊かになったフィンランドもまた、あるアジアの大国同様「本当の豊かさ」を探し求めているといいます。古きよき伝統文化を大切にしたい、それがアイヤさんの願いです。

1月18日(水) カナダ 「カヌーロデオの少年」
 (テレビ東京 1月14日(土))
【内容】カナダの雄大な自然の中に暮らすペリー・ブラウン君(12)は物心つく前からカヌーに乗っているというほどのカヌーが大好きな少年。そんな彼が今、夢中になっているのが「カヌーロデオ」と呼ばれる競技です。これはのんびりと川を下るカヌーではなく白波が立つ激流を乗りこなすアクロバティックなもの。カントリースキーのオリンピック選手だった母親をコーチに2年後に開かれる大きな大会での優勝を目指しています。

1月11日(水) ノルウェー 「ハーディングフェーレの響き」
 (テレビ東京 1月7日(土))
【内容】ノルウェーの伝統楽器「ハーディングフェーレ」。ヴァイオリンにとてもよく似た楽器で違いは演奏に使う弦とは別に共鳴用の弦が張られていること。首都・オスロに住むヴィルデちゃん(11)は今、この楽器に夢中。そんな彼女の楽しみは週末に祖父の住むハルダンゲル地方を訪れること。なぜならここはハーディングフェーレ発祥の地であり、祖父がいろんなことを教えてくれるからです。祖父の家での演奏はちょっぴり上手になった気がするというヴィルデちゃんです。

1月4日(水) フィンランド「夢はF―1レーサー」
 (テレビ東京 12月31日(土))
【内容】フィンランドの首都、ヘルシンキ郊外に住むオスカー君(12)はレーシングカートのジュニア部門で年間最優秀選手に選ばれるほどの将来有望なカートレーサー(あの有名なF−1レーサー、ミカ・ハッキネン選手も受賞した賞)。今は父親と二人三脚でさらに上のレベルを目指して頑張っています。将来、オスカー君がF−1レースの表彰台でシャンパンを浴びる姿をテレビで見られる日が来るかも知れません。フィンランドのオスカー・ラウニオ君、ぜひ名前を覚えておいてください。

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