【内容】赤瓦に登り窯、沖縄県読谷村やちむんの里(焼き物の里)に北川九十九(つくも)君の
お爺さん山田真萬さんの工房がある。学校が終わるとお爺さんの工房で遊ぶのが日課。時にはお爺さんからロクロの使い方を教わり器を作っている。小さな頃から、ロクロに
親しんできたので中々の腕前。そんな九十九君を見てお爺さんは、「小さいころから、
遊びで始めるのが吸収が早い」と目を細めながら言う。しかし、ロクロの前に座った
九十九君は真剣そのものだ。ある日、学校で九十九君が作った器を見せた。友だちが
驚いている時、陶芸家になると九十九君が宣言した。
|