韓国ドラマ「火の女神ジョンイ」

INTRO

「チャングムの誓い」「トンイ」に続く、
【女性】の歴史エンターテインメント
朝鮮初の女性陶工となった
ユ・ジョンの波乱に満ちた半生を描く!

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王室の陶磁器製作所「分院(プノン)」を舞台に、
朝鮮初の女性沙器匠ユ・ジョンの半生を描く!

16世紀後半、女性として初めて<沙器匠(サギジャン)>の座に上りつめた朝鮮一の陶工、ユ・ジョンの波瀾万丈な半生を描く『火の女神ジョンイ』。モデルとなったのは実在した陶工で、“有田焼の母”とも称される百婆仙(ひゃくばせん/ペクパソン:1560年〜1656年)だ。慶長の役の際に渡来し、九州で数百人もの陶工を指導して敬愛された百婆仙は、はたして故郷・朝鮮でどんな日々を送っていたのか?本作では、百婆仙にユ・ジョンという名を付け、彼女が沙器匠となるまでのサクセスストーリー、そして王子・光海君との身分を超えたロマンスをドラマティックに描き出す。『宮廷女官 チャングムの誓い』の水剌間(スラッカン)、『イ・サン』『風の絵師』の図画署(トファソ)、『トンイ』の掌楽院(チャンアグォン)、『馬医』『ホジュン〜伝説の心医〜』の内医院(ネイウォン)といった宮中の部署に続き、王室の陶器製造所である分院(プノン)が初めて韓国時代劇の舞台となったことも話題に!一流の沙器匠を目指し、男装して分院に入ったジョンの奮闘と出生の秘密、切ないラブストーリーや宮中の権力争いなど、次々と繰り広げられるエピソードから目が離せない。

恋に落ちた王子・光海君、
愛する人を守るためだけに生きるテド
ジョンをめぐる、
純粋で切ないラブストーリー

宮中の権力争いに巻き込まれ、やがてクーデターによって廃位された悲劇の王、光海君。『火の女神ジョンイ』では、そんな光海君が即位する前の日々が描かれる。ジョンを心から愛する光海君、身分の違いからその想いを受け止められずに葛藤するジョン。愛し合いながらもすれ違う2人の姿が切ない。一方、ジョンが光海君に惹かれていることを知りつつ、ジョンをそばで守り続けるテドの一途な想いにも胸を打たれる。また、テドに片想いし続けてきたファリョンが悪女に変貌していく様を『オジャリョンが行く!』のソ・ヒョンジンが熱演。ガンチョンの息子で、陶芸一筋だったユクトはそんなファリョンに心を奪われ、恋愛模様はより複雑に絡み合っていく…。『太陽を抱く月』のチン・ジヒ、『大風水』のノ・ヨンハク、『ペク・ドンス』のパク・コンテほか、ピュアな初恋のエピソードでドラマの序盤を盛り上げた子役俳優の名演技も視聴者に絶賛された。

CAST

■ Character

  • ユ・ジョン

    分院(プノン)の工抄軍。父ウルタムの死の謎を突き止め、無実を証明するために朝鮮一の沙器匠(サギジャン)になることを決意。女は沙器匠になれないと知り、男装して工抄軍の試験を受け、テピョンという偽名で分院に入る。おっちょこちょいなところもあるが、明るく前向きで頑張り屋。幼い頃、光海君と運命的な出会いを果たした。

    ムン・グニョン(子役:チン・ジヒ)

    1987年5月6日生まれ。
    『秋の童話』(00年)で天才子役として注目を浴び、“国民の妹”の愛称で親しまれる。08年、時代劇『風の絵師』でSBS演技大賞の大賞を史上最年少受賞した。映画『箪笥』、ドラマ『明成皇后』(03年)、『シンデレラのお姉さん』『メリは外泊中』(10年)、『清潭洞アリス』(12年)ほか出演作多数。

  • 光海君(クァンへグン)

    朝鮮王朝第14代王・宣祖の次男。王にふさわしい資質を備えているが、王位継承順位は臨海君(イメグン)の次で、父の愛は異母弟の信城君(シンソングン)に集中している。目立たないように生きることを心がけていたある日、狩りに出かけた山で偶然ジョンと出会う。彼女の前では苦悩する王子ではなく、ひとりの人間でいることができた。

    イ・サンユン(子役:ノ・ヨンハク)

    1981年8月15日生まれ。
    ソウル大学物理学科在学中に街でスカウトされ、07年、『エア・シティ』で俳優デビュー。『神の天秤』(08年)、『美しき人生』『楽しい我が家』(10年)、『チャクペ〜相棒〜』(11年)などを経て、12年、イ・ボヨンの夫を演じた『いとしのソヨン』で大ブレイク。『エンジェルアイズ』ほか出演作多数。

  • キム・テド

    両親の酒場を手伝いながら武芸を極め、実の兄のようにジョンを守り続けてきた。分院に入るジョンをそばで見守ろうと武科の試験を受けて優秀な成績を収め、仁嬪キム氏から信城君の護衛を命じられる。ジョンのために花束や花火を準備するロマンチストな一面も。ウルタムを殺した刺客を密かに追っている。

    キム・ボム(子役:パク・コンテ)

    1989年7月7日生まれ。
    06年、ドラマ『イヴの反乱』でデビューし、『思いっきりハイキック』でブレイク。『エデンの東』(08年)、『花より男子〜Boys Over Flowers』(09年)でさらなるファンを獲得する。以降、『パダムパダム〜彼と彼女の心拍音〜』(11年)、『その冬、風が吹く』(13年)ほか数々の話題作に出演。

  • イ・ユクト

    イ・ガンチョンの息子で、分院の辺首。血のにじむような努力の末、若くして沙器匠と認められた実力者だ。将来は父の跡を継ぎ、郎庁となるのが夢。ロクロを回さない日があれば不安で眠れなくなるほど陶芸一筋の人生を歩んできた。そんな中、商団で働くファリョンに出会い、一目で心を奪われてしまう。

    パク・コニョン(子役:オ・スンユン)

    1977年11月1日生まれ。
    01年、ミュージカル『THE PLAY』でデビュー。05年、ムン・グニョンと共演した映画『ダンサーの純情』で注目を浴びる。『風の国』(08年)、『シンドローム』『アイドゥ・アイドゥ〜素敵な靴は恋のはじまり』(12年)などのドラマをはじめ、『ヘドウィグ』などの舞台でも活躍している。

  • シム・ファリョン

    破器匠シム・ジョンスの娘で、ジョンとテドの幼なじみ。幼い頃からテドに片想いしている。ウルタムを師匠として器作りを学んでいたが、父の借金を返済するため商団で働くことに。ソン行首の指示でユクトに接近し、彼の心を奪う。やがて、自分が望むものすべてを手に入れたいという野望を抱くようになる。

    ソ・ヒョンジン(子役:キム・ジミン)

    1985年2月27日生まれ。
    01年、4人組アイドルグループ「M.I.L.K」のメンバーとしてデビュー。その後、女優に転向し、『ファン・ジニ』(06年)、『相棒〜チャクペ〜』(11年)、『神々の晩餐』『オ・ジャリョンが行く』(ともに12年)などのドラマに出演。13年、『帝王の娘スベクヒャン』で主演をつとめる。ほか、『愛の温度』『浪漫ドクター キム・サブ』、『僕が見つけたシンデレラ〜Beauty Inside〜』など出演作多数。

  • イ・ガンチョン

    分院の郎庁。朝鮮一の沙器匠だと自負していたが、ウルタムと郎庁の席をめぐって争うことになり、自尊心を傷つけられる。やがて目障りなウルタムを暗殺。息子のユクトが自分の後を継いで郎庁になることを切望している。

    チョン・グァンリョル

    1960年2月11日生まれ。
    80年、TBCタレント公募に合格。99年の『ホジュン 宮廷医官への道』で国民的人気俳優の地位を確立する。『朱蒙』(06年)、『製パン王キム・タック』(10年)、『光と影』(12年)ほか数々の話題作に出演。

  • ユ・ウルタム

    ジョンの養父。人の心を動かす陶器を作ることのできる一流の沙器匠だったが、ガンチョンの策略によって無念の死を遂げる。ジョンの母ヨノクの夢を叶えるためにも、ジョンを朝鮮初の女沙器匠に育てたいと願っていた。

    イ・ジョンウォン

    1969年9月25日生まれ。
    88年、ReebokのCMで鮮烈なデビューを果たし、ドラマ『ファイナル・ジャンプ』(94年)、『青春の罠』(99年)などで絶大な人気を得る。近年の出演作は『光と影』(11年)、『主君の太陽』(13年)など。

  • 宣祖

    朝鮮王朝第14代王。使臣を通じ、明の皇帝から世子冊封を急かされている。寵愛する仁嬪キム氏と彼女の息のかかった官僚たちは世子の座に幼い信城君を推すが、後継者選びにはあくまで慎重な態度を取り続ける。

    チョン・ボソク

    1961年5月2日生まれ。
    86年、ドラマ『白馬高地』でデビューし、翌年の時代劇『思慕曲』でブレイク。近年の出演作に『ジャイアント』(10年)、『私の心が聞こえる?』(11年)、『武神』(12年)など。演劇の舞台でも活躍する。

  • 臨海君(イメグン)

    光海君の兄。最愛の母、共嬪キム氏が光海君を産んでまもなく他界したことを恨んでいる。幼い頃から数々の問題を起こし、その責任を光海君に押し付けてきた。世子の座に就くため、弟たちを蹴落とそうと常に画策している。

    イ・グァンス(子役:イ・インソン)

    1985年7月14日生まれ。
    モデル活動を経て、10年よりバラエティ番組『ランニングマン』で活躍中。190センチの長身から“キリン”の愛称で親しまれている。ドラマ出演作は『トンイ』(10年)、『優しい男』(12年)など。

CHART

STORY

あらすじ

16世紀後半、朝鮮第14代王・宣祖の時代。沙器匠(サギジャン)のイ・ガンチョンとユ・ウルダムは王命を受け、陶磁器製造所・分院(プノン)の最高官職・郎庁(ナンチョン)の座をめぐって勝負をする。宣祖は2人が作った茶器を気に入るが、仁嬪(インビン)キム氏とガンチョンの計略に陥ったウルダムは、無実の罪で分院から追放される。同じ頃、沙器匠の助役ヨノクは分院の窯の中で女児を出産。師匠のウルダムに娘を託し、この世を去ってしまう。ウルダムにジョンと名づけられた赤ん坊は、やがて陶芸よりも狩りや弓に夢中のおてんばな少女に成長する。ある日、ジョンは山の中で光海君と運命的な出会いを果たし、今まで感じたことのない胸の高鳴りをおぼえるのだった。そんな中、ウルダムは分院に戻る機会を得るが、ガンチョンが送り込んだ刺客に暗殺されてしまう。突然父を亡くして傷ついたジョンは、ウルダムを侮辱するガンチョンの言葉を偶然耳にし、沙器匠となって父の無念を晴らそうと決意する。それから5年後――。朝鮮一の沙器匠となるため、男装してテピョンと名を変えたジョンは、ひょんなことから光海君と再びめぐり合うが…。

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STAFF

演出

パク・ソンス『勝手にしやがれ』

脚本

クァン・ソンギュ『ぺク・ドンス』

制作

2013年/韓国/日本語字幕付き2カ国語放送/全46話

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